社会不安障害の克服は焦らない!強みを活かし自然と克服する方法

「明日の会議の発表どうしよう、不安でしょうがいない」
「今度の朝礼でスピーチすることになった。。こわい。。」
「電話に出るだけなのに、、いつまでたっても緊張してしまう」

など、社会不安障害の人は、緊張・不安と、いつも向き合いながら
生きています。この症状をなんとかしたい、そう思う人も多いと
思います。

病院やカウセリングで治療をしようと思っているひと、
治療をしているひと、様々かもしれませんが、

この記事ではもともと社会不安障害であった当サイトQuietValue
運営者の私、桜井が自分の強みを活かして克服してきた方法をご案内します。

社会不安障害の克服には時間がかかる?

社会不安障害を克服しようとして一般的にあげられる方法とは以下のようなものです。

  • 日光を浴びる
  • 睡眠を取る
  • 食生活を整える
  • 適度な運動をする
  • 病院で薬をもらう
  • 精神療法(認知行動療法)
  • 精神療法(暴露法)
  • 精神療法(森田療法)

などでしょうか。

これらによって改善がされることは間違いはないと思います。
私も薬を飲むこともありましたし、認知行動療法を受けたこともありました。
それで克服できる人当然多くいるでしょう。

ただ、時間がかかります。そこがネックです。

私も実際、精神科の先生に克服までに2・3年は見ておくように
言われ、辟易した記憶があります。

時間をかければ、たしかに克服はできるでしょう。
ただ、そこまで待っていられない、と思われる方も多いでしょう。

時間がかかるだけで、なかなか効果が見えない。
病院をまたいで時間だけが過ぎていく。
毎日の生活にはなかなか充足感を持てない。

私もでしたが、1年2年と投薬により確かに少しの改善は
見られました。が、日常生活から不安が解消されることは
ありませんでした。

緊張は和らいだかもしれませんが、自信がなかったのです。
そのまで、数年感、自信がなく不安な代わりのない毎日を
過ごしていました。

治療中の方はそのような思いにかられている方も多いと思います。

社会不安障害を克服しようと頑張っているのに…

緊張・不安から開放されてよりよい人生をおくりたい、
そう思って克服しようとしているのに、その思いが逆に
自分を苦しめている、そういう現実があるのはつらいですよね。

私も、電話応対で1年以上、カミカミ状態が改善されず、
自信を完全に喪失した記憶があります。

薬を飲んでいてもカウンセリングを受けても、改善される
までには時間がかかるものです。

人生をよりよく生きたい、ただそれだけなのに
なかなか効果がみられない、それは辛くしんどい現実です。

社会不安障害を自然と克服していく方法とは

社会不安障害であると気づき、まずは病院にいかれるのは
懸命な判断だと思います。そこで医師に相談されるのは
よい方法でしょう。

その上で、私が社会不安障害の克服に向けてオススメしたいのは、

得意な仕事に取り組み自信をつけることです。

得意な仕事とは、社会不安障害の人の特徴である、
ひとりで黙々と集中して取り組める仕事です。

私もそうですが、ひとりの環境で黙々と取り組むことは
社会不安障害の方は好まれると思います。

ではひとりで取り組める仕事とはどのようなものかというと
大きく2つにわけられます。

①専門的な仕事(プログラミング、デザイナー)
②単純作業(清掃、工場ライン)

黙々と取り組める仕事というと皆さん、②の単純作業を
思い浮かべる人が多いのですが、私は①専門的な仕事を
強くオススメします。

「単純作業」は確かに、ひとりで仕事ができる可能性が
高く、気が楽な面が多いかとは思います。しかしとても
重要な点ですが、収入は多くは望めません。理由は比較的
だれでもできる仕事であるからです。

夫の収入の足しにしたい、多少の小遣い程度があれば
それでよい、というのであればそれでよいでしょうが
せっかく黙々と取り組める能力の高い強みをもって
いるのであれば、「専門的な仕事」を目指すとよいと、
私は思います。

世の中は、内向的・外交的でいうと外交的なひとのほうが
多いのです。そのあかで社会不安障害を含む
内向的な
ひとが持つ価値・力は、貴重なのです。

まずはその点を認識しましょう。
その上で、これらの仕事に取り組めば、
自ずと成果は見えてくるでしょう。

そうなれば、そこで培った自信があなたの
病気の症状を自然と忘れさせてくれます。
私もそうでした。

社会不安障害を克服しようとは考えない

良い人生を送りたく、緊張して仕方がない、と社会不安障害を
克服しようと焦ってばかりで、毎日がツライ思いをしていては
本末転倒です。

そうではなく、社会不安障害でありつつも、
日々の毎日を楽しめるようは発想でいてください。

そのためには、自分の強み・価値を活かせるような
環境を作ることです。

そうしていくうちに、得意なことに取り組んでいるうちに、
自然と場にも慣れてきます。周りにも認められてきます。

どうしても緊張してしまう場面に遭遇する可能性が
あるのであれば、薬の飲むことも一つの手です。

薬を嫌う人もいますが、大勢の人前で話すときなど
私は必要に応じて今でも飲んでいます。

自分の人生を良くするために、
薬は自分の掲げた山を登るための
ステッキだと思ってください。

それで乗り越えれば、またそれで自信がつきます。
自身が得意としているジャンルで成果を出していけば
そのうち、克服できます。

社会不安障害を克服することに一生懸命になるのではなく、
よりよい人生を生きるためにはどうすればよいか、
その視点で考えてみると今回の内容も負に落ちると思います。

弱点を克服しようとするのではなく、特技・強みを
活かそうとする視点が、すべてを解決してくれます。

あなたの価値・強みを再度認識してください。
そこからがスタートです。