不安を解消する、自分を大切にすると決めよう!

不安だからと、自分を安売りしない

・不安から自分を守るために従順になる。
・人からイヤな顔をされると落ち込んで泣きたくなる。
・時には、どうしていいかわからないで死にたくなる。

それほど嫌われるのが恐ろしくなる。

自分の立場を主張しても嫌われるわけではないのに、
嫌われる気がしてしまう。そういうことありますよね。

相手と自分、どちらが要求してどちらが従ってもいいのに、
相手が要求し、自分が従うのが当たり前になってくる。

それが心の習慣になる。

いったんそのような心の習慣ができてしまうと、相手の
言うなりになっていないと、なにかとんでもないことが
起きるような気になってしまいます。

自分が人に迷惑をかけることを恐れる。
しかし、人が自分に迷惑をかけることには抗議できない。

このような人は、人を利用する人の餌食になってしまいがちです。

そして、利用される不満を自分の中で処理できないで、
最後にはうつ病になってしまうことも。。

うつ病にまで追いつめられてしまう人は、
従順というよりも、自分を安売りしてしまっているのです。
とてももったいないことです。

自分を安売りしたり、相手に過度に従順になったりすると、
相手は逆に自分自身を過大評価し始めます。

そして、

・あなたはしなくていい仕事をしてしまう。
・してあげる必要がないことまでしてあげる。
・あなたの責任ではないことまでしてあげて、疲労困億する。

その結果、相手はさらに高慢になる。

相手は、あなたをたいしたことがない人間だと思うようになる。
このような悪循環は止めなければなりません。

不安を手放す選択をするのは自分です

もしこの記事を読んでいるあなたが上記のような場合、
あなたは今まで、いろいろな人に従順に生きてきました。

でも、

・それでなにか良いことってありましたでしょうか?
・それで愉快な気持ちになれましたでしょうか?
・気持ちが軽くなったことがあるでしょうか?
・従順になったことで憂うつな気持ちが晴れたことがあるでしょうか?

むしろ逆で、従順に生きてきた結果、憂うつな気持ちに
苦しんでいるのではないでしょうか。

・笑って遊ぶことを忘れてはいませんか?
・活動することが億劫になっていませんか?
・今、自分のしている仕事に興味を持てていますか?
・ビジネスパーソンとして幸せですか?

もかすると、従順に生きてきたあなたは、今、自分の人生を立て直す
気力も失っているということはありませんか?

・家でも会社でも元気でいますか
・やる気を失ってはいませんか
・今、あなたは健康でしょうか
・病気がちということはないですか
・体調が悪いということで会社を休むことがないですか

自分の本性を犠牲にして相手に従順に生きてきて、今、
あなたは心理的にボロボロになっているのではないだろうか。

だからもう、自分の本性を犠牲にして、相手に迎合するのはやめましょう。

今日から、今までのように相手に迎合した生き方はやめ、
今日から新しい自分になりましょう。

生きるということは、辛くて、悲しいことではなく、
楽しいことですから。

不安で犠牲を払う必要はありません

不安から自分を守るために迎合しそうになったときに、
「軽く見られるだけだ」と自分に言い聞かせる。

そう自分に言い聞かせて迎合しそうになる気持ちに打ち勝つことが、
不安をしずめる方法です。

素直な人は、優しい人々から尊ばれるが、
不安から従順になる人は相手から尊ばれません。

「犠牲を払うから幸せになれない」という名言もあります。

正確に言えば、不安から自分を守るために犠牲を払っても、
幸せになれないということですね。

この世の中には、なんと多くの人が犠牲を払って不幸になっている人が
多いように思います。
ありのままの自分が親にうけいれられているという基本的安心感が
あるかないかは、とても大切なことです。

小さい頃、周囲の人にうけいれられなかった人は、
大人になって周囲の人にうけいれられていても、
うけいれられていないと感じて身構えてしまうものです。

こういう人は、小さい頃の基本的葛藤に生涯支配されてしいがちです。
大人になって世界が変わっても、自分の感じ方が変わっていないのです。

体は会社で働いているのですが、心は小さい頃の環境にいる。
そうしたビジネスパーソンは実は多いです。

基本的安心感がある人は、自分が自分自身であることを喜べる。

相手の言うことに「ノー」と言っても捨てられないという安心感がある。
基本的安心感のない人は、他人の顔色をうかがう。

「ノー」と言ったら捨てられるという不安感がある。
相手を信頼していれば、いちいち相手の顔色をうかがわない。

基本的安心感のない人は、相手の顔色のほうが実際の自分の欲求より大切である。
それは拒否されて孤独になることを恐れているためです。

では、なぜあなたは実際の自分ではいけないのでしょうか。
不安に怯えるあなたは、そのことを考えたことがあるのでしょうか。

それは、大人になってもあなたが勝手にそう思い込んでいるだけです。
周囲の世界は、大人になったあなたには決して脅威に満ちてはいません。

人(あなた)が勝手に脅威に感じているのみです。

小さい頃、なにかあると親にひどく叱られた。その恐怖が心の底に残っている。

周囲の世界が敵意に満ちていると感じるのは、あなたの小さい頃の
脅威の再体験なのである。幼少期の感覚を捨て、新しくやり直す
ことが大切です。

それが新しい生への飛躍となります。

取りまく世界が変わったのだから、
自分の内側も変えなければなりません。

新しい生への飛躍、それがあなたの今の課題である。
不安なあなたは今、自己変革を迫られています。

つまり、現実に即した感じ方をするように、あなたの脳の回路をつくることです。
もう幼児期の感覚に自分の人生を支配されるのはやめよう、と決心することです。

今日から新しくやり直そう。
それは今日から相手の顔色よりも、「自分の好きな食べ物はなにか?」と探すこと。

「自分の好きな色は何色か?」と探すこと。
それが心の服従から立ち直ることです。