自信が持てない人の特徴6つと、それを克服する方法

 

自分は何でこんなにも自信が持てないのだろうか?

もしくは、

何故あの人は、あんなに自分に自信が持てないのだろうか?

あなたは、こんな風に考えたことはありますか?

「自信を持つことは」自分以外の誰かにしてもらうことでもないですし、自分がそういった感情にならない限りは、感情を変えることはできません。しかし、他人から受けた影響で、自信を持てなくなってしまうことは十分にあり得ます。今回は、なぜ自信が持てないか、またそれを克服するにはどうすれば良いか、考えてみたいと思います。

自信がない人ってどんな人?よくある特徴6つ

1.自分の短所ばかり見て、何を言われても過小評価をする

「自分は何をやっても駄目だ」と自分自身を卑下してしまうのは、自信がない時の表われです。自分を卑下してしまうのは、自分の長所がよく見えておらず、悪いところばかりが目についてしまうため、どうしても自分を低評価してしまうのです。

過剰に自信満々になるのは良くないですが、人はみな長所も短所もあります。悪いことも考えようによっては良いことになるのです。例えば、「短気で怒りっぽい」というのも一見よく捉えるのは難しいかもしれませんが、「情熱的で切り替えが早い」としたらどうでしょうか?非常にエネルギッシュに物事を進めていく人格のように思えてきます。

2.他人の意見に流されやすい

これは、自分の意見や主張に自信がないから、他人に頼ってしまいがちな状況のことが当てはまるでしょう。本当は自分の意見があるのに発言するのが怖いから隠していたり、はたまたそれすらも考えなかったりするのでしょう。他人の意見に同調するのは非常にラクなことです。しかし、あなたを含めすべての意見はとても貴重なものです。最後には一つの方向性に決まるとしても、それを主張し話し合うこと自体が意味があるのです。

いつまでも他人の意見に流されてばかりいると、ゆくゆくは「あいつはいつも誰かに合わせるだけだから」と聞いてくれなくなってしまうかもしれませんよ。

3.人の目を気にしすぎ

さっき言った事、昨日した事、それらを気にしすぎるのも自信が持てない人の特徴とも言われています。自分がした事がすべて悪かったのではないか、誰かの気を害してしまったのではないか、と気を病んでしまうのです。しかし、後日探りを入れてみると、他人は意外とそこまで気にしていなかったり、そんな言動すら忘れていることもあったりします。自分に自信が持てないから、誰かに嫌われるのを極度に嫌い、自分の一挙一動を常に気にしすぎてしまうのです。

何度も言いますが、他人はそこまで見ていません。もしどうしても気になるのであれば、次回気を付ければ良いのです。よほど根に持つ人や、ひどいことをしたケースでなければ、そこまで気にすることもないでしょう。

4.何かやるときに「石橋を叩きすぎて」渡る

行動や言動に自信が持てないがために、やる前に色々考えてやるタイプでしょう。何か失敗したくない、嫌な思いをして自信をさらに失いたくない、誰かに見られて恥をかいて笑われたくない、嫌われたくないなど、いろいろな恐怖から、何事も完璧にやろうとするでしょう。しかし、今日仕事などではクオリティも大事ですが、スピードも重要視されます。そういった中で、どこまで慎重に物事を運ぶかというのは、見極める必要があるでしょう。

5.否定的な言葉を使いたがる

誰かがポジティブな発言をした後に、「いや、でも~」なんて口癖になっていないでしょうか?どうしても、もしもの事を考えたくなるのも、自分に自信が持てない人の特徴の一つです。どうしても心配になってしまう気持ちは分かります。「もし●●になったら、こうなるからピンチになる!」確かにそうかもしれませんね。でも、●●になってどのくらい実際大変なのでしょうか?意外と実害が少ないこともあります。

6.人間関係で悩むことが多い

人からの評価を気にしたり、人との距離感にも自信が持てないので、人間関係で悩むことが多いのも特徴の一つです。自分に自信がないから、人から何か否定的な事を言われると、自分自身そのものが否定されてしまったような気分になるのです。その言葉を言った当人は、アドバイスをしたつもりなのに、自信がない人はそれを、「自分がダメ」と言われた気分に陥ってしまうのです。
こういった被害妄想的な思考も、自信が持てない人はよくあることでしょう。

自信が持てない事を克服できる方法は?

「自信が持てない」原因は何なのでしょうか?自信を持つためにはどうしたら良いのでしょうか?自信というのは、他人から「大丈夫だよ!自信持てって!」と言われても持てるものではないですよね?

そうです。自信を持つのは、誰か他人の力で持てるようにはなりません。ここで例外として、例えばウツになってしまったり、幼少期のトラウマがきっかけであれば、その原因を解決するために誰かに助けを求めることは、当然あると思います。

しかし、自信というのは文字通り、「自分を信じる」ことですから、自分で自分が信じられるようになるまで解決しないのです。

ステップ①:理想の自分を思い描いてみる

まずは、自分の目指す姿を想像してみてください。それが無理かどうか、そんなのは関係ないのです。自分がなりたい姿が明確になっていなければ、何に自信を付けたいのかも分かりません。例えば、「英語がペラペラに話せる自信満々な国際人」でも良いです。それが、他人に変に思われるかどうかも気にしちゃだめです。他人がなりたい自分なんて無いのです。自分に対して夢を抱けるのは自分だけなのですから。

ステップ②:どうしたらそれに近づけるか考える

仮にあなたが、TOEICや英語のテストはまるっきりダメで、現実的でなくても、どうしたら「英語がペラペラに話せる自信満々な国際人」になれるか考えてみるのが大事です。まずは、英語の勉強をするというステップです。国際人になるには、言語というツールが必要です。そのツールを取得するには、どういう手段が有効か考えます。座学だけではモチベーションが上がらないのであれば、オンライン英会話を受講してみることや、少しコストを掛けてみるのも大切です。この過程を考える上で重要なのは、最初からハードルが高いことはしないのです。少しずつ成功体験をつめるように、自分が出来そうなことから始めてみるのが肝心です。

ステップ③:何となく道が見えたらとにかく突き進む!

さて、ここで胡坐をかいて考えていても何も始まりません。自分が考えたステップから始めてみましょう。先の悪い想像はやめましょう。まだ何もしてないのであれば、自分次第で全てが変わります。理想の自分なのですから、最悪ダメでも元の自分に戻るだけです。マイナスにはなりません。まずは、考えずに自分が考えた通りにやってみるのが大事ですよ!

まとめ~なぜ理想の自分を描くのか~

理想の自分を描くことが何故「自信が持てない」ことを克服できるのかというと、理由は単純です。理想に向かって自分を信じていかないと、それは実現できないからです。

自分を信じ続けて、何かを実行し続けることは、のちにそれが自信につながります。「自分はこれのためにこんなにたくさん頑張れた!」それは、あなたの大切な財産になり、自信をもたらしてくれるでしょう。