他人のモノサシはなく、自分のモノサシで生きる

 

会社員をしていると、仕事の評価の基準を外の求めがちになりがちです。

・上司からほめられた
・同僚より早く昇進した
・給与があがった

などどいった外部もモノサシで、自分の死後斧成果を図ることになります。

これらのモノサシは他人が用意したものなので、からなずしも
こちらの努力を正当に反映しているとは限りません。

なので、

・自分は上司に取り入るのが下手だから、いくら頑張ったって
 評価されない
・あんないいかんげんな人のほうが先に出世するなんて、
 真面目に働く気がしない

などという不満がでてくることになります。

または、

昇給や昇進のペースはほぼ一律にきまっているのだから、
頑張ってもしかたがない

と開きなおってしまう人もいます。

このように他人のモノサシで自分を評価する限り、無気力に
なるのはさけられません。

それにより会社員生活はいい加減になり、内向型人間として、
自分に嫌気を感じてしまう、そういう方も多く見られます。

外的報酬は熱意・好奇心を低下させてしまう

いくつか事例を紹介しましよう。

事例1 幼稚園のお絵かき

ある幼稚園で、お絵かきの好きなコを集めて絵を描かせる実験が
行われました。

Aグループの子たちは、うまくかけたらご褒美を上げると
言われて絵を描き、よくできましたね!とみんなご褒美をもらいました。

Bグループの子達は、ただ絵を描きましょうと言われ、ご褒美の話
などはなく、ただ絵を描きました。

その後、自由遊びの時間を観察してみると、Aグループの
子たちはあまり自発的に絵を描かなくなってしまいました。

事例2 大学でのパズル

ある大学でパズルの好きな学生を集めて、パズル解きの実験が
行われました。

Aグループの学生たちは、ひとつのパズルが解けるたびに金銭報酬を
もらいました。

Bグループの学生たちはただ、すきなパズルを説いて楽しむ
だけでした。

その後の観察によると、報酬なしの場合では、Aグループの
学生たちのパズルときに対する熱意が低下していた。

これらの実験結果は、「ご褒美」という他人によって
与えられる外的報酬を得るためにある行為をすることで、
行為そのものに対して、本来持っていたはずの熱意や
好奇心が低下してしまったことを示しています。

このことは仕事にも当てはまります。
金銭や地位などの外敵報酬によって自分の仕事を評価する
姿勢が、仕事そのものに対する興味を奪うことになります。

・力がついてきた
・よく頑張った
・楽しくしごとができた
・人格が鍛えられた

などのように仕事の過程を自分で評価する姿勢を保てば、
やる気もでてきます。

自分が満足いく仕事ができたかどうかを問題とする
ということです。

ですが、外的報酬に依存する限り、他社による評価に
一喜一憂することになります。

金銭報酬や地位も、絶えず情報し続けないと満足できない
状態です。

自分の中にモノサシを持てば、出世競争で同僚に先を
越された、もうだめだなどという発想にはなりません。

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Posted by sakurai