【保存版】自分の強みを知ることが成功への近道!?あなたの才能を目覚めさせる方法

 

突然ですが、「仕事は楽しいですか?」

この質問に対して、イエスと自信をもって答えられる人は、限られているかもしれません。

仕事の内容は好きだけど、自信をもって好きと言えない方も少なからず存在すると思います。

ではなぜ、好きと言えないのでしょう。

これまで日本企業では、弱点を減らしていくことに力を注いできました。その結果、会社で働いている人が苦労する分野ばかり強化されているのが現状です。

企業は研修など弱点克服のための訓練を受けさせることに注力し、つまりはダメージコントロールを重視し過ぎているため、中々発展には繋がってこないのではないでしょうか。

会社で働く人々を世界に通用するレベルにまで実力を高めるためには、「強み」を生かす必要があります。まさに時代の変わり目である現在だからこそ、変わる時が来たのではないでしょうか。

 なぜ「強み」なのか?

ほとんどの方がご存じの通り、成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人一人が一番の「強み」として持っている分野です。

みなさんはウォーレンバフェットという人物をご存じでしょうか。世界長者番付に名を連ねる一人であり、世界最高の投資家とも言われています。

彼を例として、「強み」を活かすとどのようなことが起きるのかという我々の実用的なガイドとしてご紹介していきたいと思います。

 ウォーレンバフェットに学ぶ強みを生かした成功哲学

 「自分が他の人達と唯一違いがあるとすれば、毎日朝から晩まで好きなことをしているだけです。」

これはバフェット本人が語った言葉です。彼が仕事をこよなく愛し、名声を得るようになったのは自分の強みを活かすことができたからだと言われており、彼自身もまたそう信じています。

彼は周りから辛抱強い男として知られていました。事実彼には天性の辛抱強さがありました。また、彼は実務を重んじる人であり、他人に対しては疑うよりも信用しがちな人物であるとも言われています。

また、彼はこれらの才能を最大限に発揮し、磨き、仕事に活かす術を知っていました。彼はコカコーラなど直接的に製品とサービスがわかる企業にしか投資をせず、いったん投資をしたら企業の経営人を信用し、後はじっと見守り続けます。彼は自らの姿勢を貫き、異なる戦略がどれほど魅力的に見えたとしても信念に反することには一切手を出しませんでした。

彼が投資を行う時に辛抱・実務・信頼という3つの信念を曲げたことは一切なかったと言います。

そしてなにより彼は弱点を克服することに重きを置くことはせず、最も強力な自らの特徴を補強し、それを最も大きな強みに成長させてきました。だからこそ、ここまでの富と名声を得ることができたのだと思います。

彼のように自分の特徴(才能)を理解し、それを活かし育てていくことが何よりも重要です。まずは自分の才能を見つけ、そしてそれを強みとして築けるようになるにはどうすればいいのかを考えていくことが大切です。

次は強みを築くにはどうすればいいのか、どうやって才能を見つけるのかについて順に紹介します。

 Ⅰ 強みを築こう

 まずは強みを築くにあたって大切なことを学んでいきます。

強みを築くには、1、才能 2、知識 3、技術の3要素が必要と言われています。知識と技術を使って天性の才能に磨きをかけると強みになります。強みを築く上で不可欠な3つの要素について、順番に1つずつ見ていきましょう。

 1、才能

才能とは無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンを言います。例えば知らない人との出会いを求め、新たな人間関係を築くことを愉しめること等が天性の才能と言えます。後天的な能力とは別物なので、注意して下さい。

 2、知識

知識とは、事実に基づくもの・経験によって身に付くものの2つに分けられます。経験によって身に付くものは価値観と自己認識に分けられます。事実に基づくものとは、例えば販売員が販売する商品についての情報等を言います。経験によって身に付くものとは、マニュアルを読めばわかるようなものではなく、経験によって蓄積してきたものを言います。例えば販売員なら、店頭で販売する上で最初にやるべき大切なことは客のニーズに合わせることであるという心得のことを言ったりします。

 3、技術

人は何かをする際、とりあえず満足のいく成果に導いてくれる筋道に変えていくようにします。例えば人前で演説をするにしても、どのような手順で話をするのかという手段に沿って行うように、特定の分野で成果を出すために必要な方法を技術といいます。

 強みを築くには、自分の才能を正確に把握する必要があります。後天的なものを知識と技術で磨いたところで圧倒的な成果を出すことは、難しいと考えられています。自分が持っている才能を知識と技術で磨くこと、それが真の強みを築く重要なポイントとなります。

次は、いったいどうやって才能を見つけたらいいのかについて紹介していきます。

 才能を見つけよう

才能を見つける方法としては、1、切望 2、修得の速さ 3、満足感 の3つが手掛かりです。順番に一つずつ見ていきましょう。

  • 切望

 切望は子供の頃に現れやすいと言われています。子供の頃に何かに夢中になり、大人に止められた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

例えば世界的建築家のフランク・ゲーリーは、5歳の時に木ぎれで自分の居間の床に複雑な模型を組立てていますし、モーツァルトは12歳の誕生日を迎える前に既に交響曲を書いていました。偉大な人物を例に上げましたが、子供の頃は欲望に忠実なことが多いので、切望したことを素直に行っていることが多く見受けられます。

どんな人にでも長い間に胸に秘めた願望があるはずです。自分が無意識に行っていたことを過去に遡ってみるなど、自分の才能を本気で見つけたい人は、耳を澄ませて心の声を捕らえてみましょう。

  • 修得の速さ

才能の中には切望というシグナルを送ってこないものもあります。その才能は新たな技術を修得する速さによって知ることができます。きっかけは何であれ、新たな技術を学び始めた途端、眠っていた脳の機能が突然動き出し、活性化したような経験をしたことがある人は必ずいると思います。

造園家フレデリック・ロー・オームステッドは30歳近くになるまで彼自身に特別な取り柄はなかったそうですが、イギリスを訪れた時、エクステリアのとある光景に心を打たれたと言います。その後帰国し、自国で構想を練り続けていました。そして造園家の大きな大会で優勝し、ニューヨークのセントラルバークを設計するまでになりました。

始めるのは他の人達と比べて遅かったとしても、必要な技術を修得するのが早ければ、その分野を追求するべきです。 

  • 満足感

 自分はどのような状況で満足を覚えるか、それを観察していくことが大切です。

誰かが進歩するのを見て満足を得る人、大きな行事でホストを務めることに大きな喜びを見出す人、混乱状態を収めるのが好きな人など色々な方がいると思います。

自分はいったい何に喜びを見出すか、それを感じてみましょう。とは言っても実際感じることはとても難しいことかもしれません。

どうやって満足していることを見つければいいのかわからないという方は、どの時制を一番意識しているのかを考えてみて下さい。考えていることが将来を見据え、「いつまたこれができるか?」を考えているようなら、あなたはその時を愉しみ、強みを活かしていると考えてほぼ間違いないと思います。

まとめ 

世界的に活躍している人は、ほぼ自分の強みを理解し、それを成長させることに力を注いできました。自分の強みについて知ることは、自分自身を大きく成長させることのできる、はじめの一歩となります。

ここでは、自分の才能の発見方法、そして強みを築いていく方法を紹介させて頂きました。もし機会がありましたら、更に詳細に紹介させて頂ければと思います。

社会で成果を残したいと思っている方は、是非とも参考にしてみて下さい。