おとなしいから損している、はウソ?その理由を解説。
こんにちは。
おとなしいから損をしてしまうと悩んでいる方はいませんか?
持ってうまれた性格だから仕方ないと諦めてしまっていませんか?
私もおとなしい性格ゆえに、損をした経験がありました。しかし、見方を変えるだけ、視点をちょっと変えるだけで、おとなしくても損はしないと自信がもてるようになりました。おとなしくても損することはないという事をご紹介します。
おとなしいから損をするという思いが何故生まれたのか?
- いじめにあって、自分はダメだと自己暗示をかけた
- 会話がスムーズに運ばない事が多い
- 何かを発表する時、大勢の前に出ると緊張して話せない
といったように、きっかけは色んな場面が考えられますが、総合的にとらえると自分への評価がとても低いという事が考えられるのではないでしょうか。社会には、おしゃべり好きな人、話すスピードが速い人、色んな方がいます。このような人にも、失敗したケースは実は沢山あるのです。でも、それをどうとらえて次に行くかという視点がキーポイントになってきます。おとなしい、内向的だから損をするということには結びついていかないという事がわかってくるようになるのです。
一番簡単のようで一番難しい自分を受け入れる事ができたとき、状況は変化をしてきます。
導かれるように良い方向へと向かっていくように流れが変わってきます。
積極的に話すことができず前へ出れない
人の会話に必ず中心になって話す人がいます。その人を軸に話は展開していくわけですが、会話というのは、話す人だけでは成立はしません。聞いてくれる人がいて始めて会話は、成り立つのです。積極的に話すのが苦手な場合は、積極的に聞くということに徹しても、その空間には接するという事になります。
一番、よくないパターンは、会話に入れないからとその場の空間から去ってしまう事です。あなたという存在を記憶にとどめるという事ができなくなってしまうからです。
話出すタイミングがつかめない場合は、聞くという事に徹していくと、気がつくと聞き上手になっていることもあります。聞き上手は、誰にもできることではありません。一度聞き上手になってみる事も、あなたの素晴らしい一面の発見のきっかけになるかもしれません。
阿吽の呼吸という言葉があります。これは会話などしなくても、呼吸で会話ができるということです。人と関わることで、あなたらしさが生まれてくることもありますので、人と関わる、接するという事はおすすめします。対人関係が、あなたの素晴らしさ、秀いでいるところを見つけてくれます。
あなたらしさを相手に伝えるには
おとなしくても、字がキレイな人、姿勢が美しい人、仕草が上品な人、仕事ができる人、色んな方がいます。おとなしくても、あなたらしさを相手に伝えることはできるのです。
それは、まず自分自身をそのまま受けいれてあげることです。自分が受け入れると、誰でも肩の力が少し抜けていきます。そのまま自分を好きになっていきましょう。
無理に笑顔を作ろうとしなくても、徐々に顔の表情が明るくシフトしていきます。過度の自信を持つ必要はありませんが、自分に自信を持っている人というのは、自分のやる事にも自信がもてるので、その相乗効果で良い流れがうまれてきます。
おとなしいという事も、良い方へ運ぶ場合があります。必要な以外を口にしないというのは、好印象になる事もあるのです。
公共場において慎まなくてはならない場面が必ずあります。そのような時、控えめでいることが時には、まわりのお手本になったり、その場の空気を落ち着かせることがあるということもあります。
おとなしくても内向的でも、徳を得られること、心の豊かさを得られることは実は沢山あるのです。
おとなしいからと本当に損をしている?
会社においては、元気で明るい人が必要と言われていますが、これは、よく話をするという事ではありません。元気とは健康であるということ、明るいという事は、人の悪口をいったりしない事でもあります。心が豊かという事にもつながります。
おとなしくても読書をたしなむ人は、自然と色んな考えが身につきますし、家でものづくりをしている人もいるでしょう。何かを作り出すという力は、相当なエネルギーが必要になってくるはずです。想像力、分析力いろんな力が必要になってきます。
おとなしくて内向的な人は、自分を見つめ直すことができます。自分を見つめ直す事ができる人というのは、反省をすることができるということでもあり、さらに向上、成長ができる人でもあるということです。
おとなしいから損をする、外向的だから得をする、このようなことはありません。
例えば、外向的な人であっても、人間ですから失敗はします。それを次にどうつなげるかに尽きるのです。おとなしいから損をすると思ってしまうと、その思いがストッパーをかけてしまって、良いものさえも見えなくしてしまうことがあります。
おとなしいから損をしていると思わないことが、自分らしく生きる術にもなります。
今のあなたに不要なストッパーかかっているということはないでしょうか?
私は、小学生の時からおとなしいという事で、よく名前があがっていました。それが正直とても嫌でたまりませんでした。おとなしい事がダメなこと、悪いことという固定概念を持っていたからでした。おとなしいからいじめにあうとか、すべておとなしいからダメなんだと自己暗示をかけてしまうことで自分を無理に納得させていました。自分で自分をがんじがらめにしていました。
挑戦したいと思えることに出会っても、おとなしいからきっとさせてはもらえない、とすべてを後ろ向きな考えて物事を決めていくようになっていきました。心も豊かになるどころか、貧しく卑屈にさえなっていきました。
おとなしいから損するからという思いですべてを判断してしまっていたので、心は闇にむかっていました。ですから笑顔などあるはずもありませんでした。おとなしい、暗いというイメージをどんどん自分に課していき、苦しくなっていきました。
でも、どこまでも続く螺旋階段のようでどうしていいかわからなくなっていきました。社会人になっても同じ螺旋に苦しんでいたのですが、20代の中頃から、自身で関心のあるマーケティングの勉強をして、仕事に活かす経験を通して、自信がついた記憶を今でも覚えています。
おとなしいから損をするのではない、ただ自分で損をしていると決め付けていたからだと気付くことができました。この達成感が私の自信へとつながっていきました。
まとめ
この記事を読んでる方は、おとなしいから損をしていると悩んでいるかもしれません。本当のあなたの姿にフィルターをかざして見えないようにしてしまっているのなんてことはありませんか?
おとなしいから損をしていると悩んでいる人がいたら、少しずつフィルターをめくっていくことで、誰にもマネできないあなたを目覚めさせてあげて欲しいと願わずにはいられません。あなたという人間は、世界中でたった一人しかいないのですから、その偉大な価値にまず気づいて頂きたいです。