自分に自信がもてない人が、確実に自信をつけられる考え方

2017年9月9日

この世界には、大きく分けて、楽観的な人と、悲観的な人の
2つのタイプの人間が存在します。

まず、前者は、たとえば初めて仕事にチャレンジする時でも、
成功という結果のイメージを描いてますから、積極的に行動していくでしょう。

次に、後者の場合。
悲観的な人は、心配や不安を抱いていますから、
失敗という結果のイメージを描いているものです。
行動も自ずと消極的になってしまうでしょう。

物事を深刻に捉えていますから、
プロセスを楽しむのではなく、
恐れと心配で、頭がいっぱいになっているのです。

最初から失敗すると知っているなら、
そもそも悩む必要もありませんが、要は
結果が見えないことで、不安になる、ということなのでしょう。

でも、実際には、物事はやってみなければ、判りません。
成功する可能性も大いにあるわけです。
その事実に気づけば、もっと楽観的な姿勢でいられるのではないでしょうか?

ポイントは、失敗に対する観方になると思います。

悲観的な人は、失敗に対して、一大事であるかのような
深刻なイメージを抱く傾向にあります。

そこで、考え方をガラリと変えてみましょう。

『成功をプラス1点、失敗をマイナス1点』という考え方を取り払って、

『成功をプラス1点、失敗を0点』という考え方に置き代えるのです。

そうすれば、どんなに心が軽くなるでしょうか?

『一進一退』ではなく、『一進無退』という考え方です。
つまり、失敗イコール後退ではない、という捉え方です。

確実に前進していることにフォーカスすれば、自信がどんどん高まってくる

かのイチロー選手は、打率ではなく、ヒットの数にフォーカスしているそうです。
打率は、ヒットを打たなければ下がりますが、ヒット数はヒットし損ねても
減ることはありません。

つまり、成功の”数”を積み上げていくのです。

失敗することにフォーカスしていると、
バッティングのフォームに狂いが生じてしまいますが、
成功だけにフォーカスしていれば、思う存分自由にプレイできるのです。

これこそが、まさにイチローの強さだと私は考えます。

失敗したらどうしよう?と、失敗にフォーカスした観方。
これは、『成功=プラス1 失敗=マイナス1』の考え方です。

いっぽう、『成功=プラス1 失敗=0』の考え方をしている人は、強い。
恐れ、不安から解放されているからです。

『成功=プラス1、失敗=0』と思えば、
失敗したら、どうしよう?などと恐れることはありませんし、
成功にフォーカスしていますから、気楽に行動できます。

たとえ失敗したとしても、ある行動が成功に結びつかないと判った
ということは、ある意味、成功とも呼べますよね。

物事は、考え方ひとつだということです。

日常生活のなかで、上手くいったことを
毎日リストアップしてみましょう。

初めて成功した体験は、記憶に残りやすいものです。
でも、日常生活のなかで、あまり意識していないかもしれませんが、
ストレスもなく上手くいっていることが沢山あるのではないでしょうか?
それは、そのことが全て成功しているからにほかなりません。

例を挙げますと、今使っているPCやスマホです。
これらも、最初からスムーズに使いこなせたわけでは
ありませんよね?

毎日、コツコツ使っているうちに、
次第に上手く使いこなせるようになったのです。

プラス1を少しずつ積み重ねていくことで、
現在の生活が成り立っているのです。

今日は、どんな『プラス1』があったか、
ノートにリストアップして、数えてみてください。

リストアップした、プラス1の合計があなたの自信に繋がります。

毎日リストアップしていけば、着実に成長している自分を実感出来るでしょう。